虫めがねの世界

秋になって、きもちのいい時期になりました。
今日は写真をとって作品をつくります。
虫めがねの世界ということで、「ミニチュア」をテーマにした写真です。
身近なものを写真でとると、
写真はいろいろな大きさにかえて見られるので、
いつも目でみている世界とはちがう大きさにかんじられます。
その写真のおもしろさを生かして、
小さいものを大きくみせる、ミニチュアの写真をとってみましょう。

まずは、写真のせかいに登場させる、小人を作ります。
どんな小人かというと…
自分のすがたを小さくしたものです!
好きなポーズで写真をとって、それを小さくプリントします。

それを、体の形にそって、ていねいに切りとります。
こまかい形なので、みんなもくもくと集中して切っています。

いくつか切っていくうちに、みんなうまくなってきました。

そうすると、いろいろなポーズの自分のミニチュアができました!
これだけでも何だかおもしろいですね。

このあと、写真が立つことができるように、うしろに折りまげた紙をくっつけます。

準備ができたら、次は、
アトリエの中で、ミニチュアの自分をおきたい場所をさがしてみます。
黒板、タイプライター、がいこつの模型(もけい)など、アトリエにはおもしろいものがたくさんあります。
それと小人を一緒に写真にとると、どうなるでしょう?

こんなおもしろい作品ができました!

たくさん小人の自分を作ったので、何人も組み合わせて写真をとったり、
いろいろな工夫をしました。
こうやってミニチュアの写真をとると、いつもとちがったものの見え方が見つかります。

ギャラリーの看板や、置いてあった作品も、こんなおもしろい見え方になりました。

アトリエからどんなものを見つけて写真にするかにも、
みんなの個性が出てきますね。

さいごは、プロジェクターで写真をうつして、自分の好きな写真をえらんでいきます。
すぐに「これ!」とえらべることもあれば、
同じような写真からじっくり考えて1まいえらぶこともありました。

うつす物も、うつし方も、ぜんぶ自分で考えてとった写真なので、
いろいろなことにこだわって、それぞれにお気に入りの作品ができたのではないかと思います。

キッズ展でも、スライドにして流す予定です。
色々な人に見てもらうのが楽しみですね!

 

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