今回は、身近なものから色を見つけて、集める作品を作ります!
世の中には、たくさんの色があります。
服や車などは、たくさんの色や柄があって、
好きな色のものを買えるようになっていますよね。
こんなふうに、色のついた品物には、その色をかんがえて作っている人達がいます。
逆に、自分の肌やかみの毛、空、花や木の色など、
誰かが作ったわけではないけれど、自然にできた色や模様もたくさんあります。
服などの色を考える人たちは、身の回りにある自然の色や柄をよ~く見て、
参考にしたり、材料に使ったりしています。
たとえば、ヒョウ柄、花柄…。色だとレモン色や空色などもありますね。
そして、色を作るデザイナーさんや絵の具の会社は、
自分の作った色や柄の見本を作ることもあります。
今日は私たちも、身の回りのものから、きれいな色や柄を集めて、見本を作ってみよう!
という内容です。
まず最初に使うものは、カメラです。
このアトリエの中で、自分がきれいだな、面白いな、と思った色や柄を
撮ってこよう!よく見てみると、部屋の中にも、たくさんの色や柄があります。
次は、外に出て色を見つけてみよう!
アトリエの外を少し歩いただけでも、いろいろな色、
柄、てざわりのものが見つかります!
写真を撮ったら、その場でプリントします。
どんな風な写真になっているかな?
画面で見た写真と、印刷したものは、色が少しちがってくるね。
つぎは、プリントした写真のいいところを、
型紙をつかって切り取ります。
どんどん切った写真をおいていってみよう。
隣にどんな色がくるとかっこいいかな?
並べる順番もためしてみます。
切り取ったものを黒い台紙ににならべていくと…
なんだかかっこいい!
写真を選び終わったら、写真を台紙にはりつけて仕上げます。
そして、もう一枚同じ台紙を使って、色に名前をつけていきます!
これもとても大事なポイントです。
すぐに思いつくものもあれば、名前をつけるのが難しいものもあります。
何に似た色?
どんな手ざわりがしそう?
どんな雰囲気?
と考えてみると、思いつきやすいかもしれません。
そして、最後に、表紙にタイトルと絵を描いて…
色の見本が完成しました!
同じ場所でとった写真から、こんなに個性のある作品ができました。
ふだんは気がつかないようなたくさんの色を見つけて、集めた時間になりました。
これからも身のまわりで、いいなと思う色を見つけてみてくださいね。