色をよく見て描いてみよう!

先月は、色をカメラでコレクションしました。
今日は、色をよく見て、絵の具を使って絵を描きます!

絵のモチーフは、野菜やくだものです。
レモンは黄色、リンゴは赤…といったように、
ものには、それぞれの色がついています。
それに、じっくり見てみると、たとえばひとつのリンゴの中にも、
黄色や黄みどりなど、たくさんの色が入っています。
さらに、リンゴならではの色がついているから、
それを見た人がリンゴだと分かったり、おいしそうに見えたりもしますね。
今日はそんなふうに、色をかんさつしながら、あたらしい野菜やくだものをつくってみます。

まずは、いいなと思う色の野菜・くだものをひとつえらびます。

そして、そのモチーフから見つけた色を、絵の具をまぜながら作ります。
よく見てみると、野菜やくだものの色は、絵の具のチューブそのままの色ではなく、
もっとびみょうな色のようです。

すこしずつ絵の具をまぜて、モチーフと見比べながら、
これだ!という色ができたら、紙に自由にぬっていきます。

その上に、えらんだくだものや野菜にある、模様もかきたしていきます。

そうすると、
「バナナっぽい色の紙」、「レモンっぽい色の紙」、「トマトっぽい色の紙」
ができました!
かたちがなくても、なんとなく、そのモチーフのふんいきがありますね。

そのつぎには、さっきえらんだものとはちがう野菜・くだものをもう一つえらびびます。
こんどはこの野菜やくだものの「かたち」を、紙の上にかいていきます。
よく見て、白い絵の具をつかってりんかくをかいていきます。

そうすると、二つの野菜やくだものの、色とかたちがまざった、
新しい食べ物が出来てきました!

その形にあわせて、かげや光をかいていき、完成させます。
できたものは…

トマトの色をしたにんじん、

レモンの色をしたきゅうり、

バナナの色をしたみかん

それぞれとても個性的なあたらしい野菜やくだものになりました!

今回は色をよく見て絵の具でかくことや、
光やかげを絵のなかでつけることなど、すこしむずかしいことに挑戦しましたが、
とても面白い作品になりました。

最後に、記念にかいた食べ物を持ってかえりました。
いろをよく見ながら、おいしく食べてくださいね。

 

 

 

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