名作にたずねよ!-モネ(睡蓮)テクニック

先週の引き続き、モネです。
モネの代表作品である「睡蓮」です。今回は鉛筆で構図を決めてからではなく、
直接に筆で描きながら形を決める方法を試します。
まずは3色だけでベースを塗ります。一番多くみえる色です。

塗りつぶす形ではなく、一つ一つ形を生かしながら、塗ります。
丁寧に観察して、適当に大きい形をスピーディーに描きます。

みんな同じ順番に描いているし、色もほぼ同じ色なので、流れがわかりやすいです。
しかし、自分の絵ばっかりみることはもったいないですね。
周りの絵をみながら、自分の絵と比べることも大切です。

まだコピーした見本をしっかり観察してません。
それははっきりした形ではないので難しいからだと思います。
抽象に近いから形がわかりにくいです。その時に工夫をする知恵が生まれます。

全力を尽くしてもう限界になっています。(笑)

まだまだ見えるところを探して描いていきます。

全体的にバランスよく描いているけれど立体感を感じません。
それは影をもっと濃く塗る必要があるということです。強弱のバランスは完成度を高くします。

完成しました。上と下がわかりにくい絵もありますが、みんなとてもきれいな色です。モネはきっとこの色を選んだ理由があるんでしょう。

ちょっと距離を持ってみると全体な形がわかりやすくみえますね。
作家は何をみているか、何を描いているか、何をみせたいかを
ずっと意識しています。そこに自由があり、人生があります。
今回は多くの人に人に愛されているモネの世界を研究してみました。

みんなお疲れ様でした♥

 

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