彫刻をデッサンする面白さは、見る位置によって全く違う表情が見えてくることにあります。生徒たちは、モチーフの周りを歩き、自分の心が動く「ベストな角度」を探すところからスタートしました。
実際に描き始めると、立体の「厚み」を平面の紙に表現する難しさに直面します。迷いながらも引かれた線の一本一本には、モチーフと真剣に向き合った時間が刻まれています。
今回の授業を通じて、三次元のものを二次元に翻訳する「翻訳者」としての視点が、生徒たちの中にまたひとつ養われたのではないでしょうか。