虫になって花を描こう

6月になって、すこしあつくなってきました。
今日あつまったキッズアーティストのみんなも、半袖すがたです。

このきせつは、じつはいろいろな花がさいていて、道をあるいていると、
きれいな花を見つけることができます。
今日は、アトリエにかざられたいろいろな花を、じっくり見て描きます。

まずは、今日やってみる、
「じっくり見て描く方法」の説明です。
花の上を虫がはうように、ゆっくりゆっくり細かい形をおいかけながら、
花のりんかくを描いていきます。

そうすると、下の写真のように、かたちのバランスはいびつになりますが、
ふだんは気がつかない花の細かいかたちを、絵にすることができます。

それでは、さっそくみんなも始めてみましょう。
虫になって花のりんかくの上を指す(さす)係と、
絵を描く係にを交代でやっていきます。

二人の息があってくると、絵も描きやすくなりますね。

いろいろな花があるので、できるだけたくさんの種類の花を
描くように、チャレンジしました。

花の絵をいくつか描いたあとは、それを切り取っていきます。
がんばって細かい形まで描いたので、切るのも少し大変です。

花の絵を切る作業が終わったら、次は、
それを一枚の紙に貼って、カラフルな一枚の絵にしていきます!

色の選び方や、どこに貼る(はる)かによって、
見え方がかわるので、自分がいいと思う色、貼り方にこだわって作ります。

完成した作品は、どのようなものになったでしょうか?

同じ作り方でも、
皆それぞれ、色のセンスや形の描き方に個性が出ていて、
とてもおしゃれな作品になりました!
今回は、サインも色付きの紙に描いて貼りました。
額(がく)にいれて、部屋にかざってもいいかもしれませんね。

ふだんは見ないくらいじっくり見て、
集中して描いたので、みんな疲れたと思います。
でもそのぶん、面白い形を見つけて絵にすることができました。
展覧会でも、ぜひたくさんの人に見てほしいですね。

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