名作にたずねよ!-ゴヤ(スケッチ)

ゴヤの作品は宗教と時代を反映する作品が多いです。
更に、「黒い絵」のシリーズのように誰かにみせるためではない、彼自身が持っている
考えを迷わずに徹底的に描いていきました。
つまり、ゴヤにとっては人というテーマは自分自身に送るメッセージだったかもしれません。
今回はゴヤのデッサンを模写します。
このポーズは何をしているようですか?

デッサンの描き方を説明します。
顔はどこを向いているのか、
手の形、服のしわ、影の向きなど観察をします。

意外と動作が大きい絵のほうが描きやすい気がします。

立っているこの人の手が大きく感じますが、デフォルメ的な効果で距離感を感じさせたり、
強調するためだったり、ルネサンス期の彫刻などを見るとよくわかります。

それで、実際自分たちで同じポーズをしてみました。
モデルになって同じ動作をすることはまた難しいです。
みんな急に手が早くなりました。(笑)
ボールペンで描き、消せないところでまた緊張します。

 

出来上がりました。
しかし、まだ未完成なところもあります。
改めて、動きを感じさせる、リアルな表情を表現することの難しさを感じます。

楽しく描きました。(笑)
実は、それぞれの目に届いた瞬間が現実的に表現されています。
難しい絵を描くことはテクニックを学ぶことでもありますが、
マインドコントロールにも繋がります。自信を持つ、簡単に描けるなど
コントロールする能力をアップさせます。

よくできました。来週は自画像になります~

 

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