マシンを描こう!

暑くも寒くもないいい天気。絶好の制作日和。

今回は前々から子どもも親御さんも「マシンを描くってどんなことするの??」
と楽しみにしてくれていたテーマ。

参考イメージをみんなで見たあと、
まずは、fifoの部屋の中にある機械
(けったマシン、プレス機、回転ノコ、ボール盤、空気入れ)をじっくり観察し、

その中で特に気に入った部分を鉛筆でスケッチします。

見慣れているはずの自転車も、良く見ると色々なかたちの部品や仕組みでできていますね。
スポークが一本ずつねじで留まっているなんて知らなかったね!!

じっくり、ゆっくりいい角度を見つけてね。

一つ目の「お気に入りの部分」が描けたら、もう一つ、別のマシンや別の部分をスケッチします。

正面から見ると丸いかたちのものを少し斜めから見ると、ちょっとつぶれた丸に見えること、
ねじやボルトをしっかり描くと、機械っぽさがぐっと出ること、
そのねじが何のためにあるのか、など、会話もしながら集中モードです。

一度描いたものとモチーフをもう一度良く見てくらべると、
違うところが見えてきて描き直したくなります。

描き直すともっとよくなるので、もっと良く見て描きたくなりますね。

斜め後ろから自転車をスケッチしています。

スケッチは二箇所くらいでいいかな?と思っていましたが、もう少しスケッチしたい様子。
私「じゃあもう一箇所選んで描いていいよ~」

次は想像を膨らませながら描く時間です。

スケッチした機械の部分を継ぎ足したり、書き加えたりして、オリジナルの空想マシンを創ります。

それはどれくらいの大きさ?何をするマシン?乗れるの?
スケッチに一生懸命だったので、最初は考えつきませんでしたが、徐々に設定が生まれてきます。

しっかり目で追いかけて描いた自転車。
ハンドル、サドル、ブレーキの線・・・なんだかイキイキしています!

鉛筆で描き終わったら、ボールペンでなぞり、消しゴムで鉛筆の線を消して完成です。

ボールペンで仕上げることによって、線が黒く、均一になるので、
シャープな感じになり、機会の雰囲気が増します。

大きな車輪ということが伝わるように、小鳥を描きました。
速く廻りそう!

空想のマシンではなく、自転車と空気入れをそのまま描きたかった彼。
もちろんOK!ほんとに良く描けています!スケッチ得意だね~。

旅行する乗り物です。
屋上やウッドデッキがあるから、景色を楽しみながら旅ができるね!
のこぎりの歯の形も良く見てしっかりかけてます!

町を綺麗にするマシンです!
想像して書き加える部分も機械の部分をスケッチしていました。
立体感も少し出ているよ!

黙々と描くfifoキッズを見ていて、低学年の時からあきらかに成長していることを実感した日でした。

今後の作品に期待大です!!

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