ピカソの立体作品を理解する

ピカソの一つの形を分解して新たに組み立てるという発想でキュビスムは生まれました。
19世紀こういう発想はとても衝撃で様々な画家たちに影響を与えました。
今回は人物画を基としてピカソの発想の流れを体験します。

作業の過程

1.自分の顔を描く(正面、横、後ろ)
2.色をぬる(実際の色と違う色、つめたい色、あたたかい色など)
3.背景(好きなもよう&絵を描く)
4.完成した絵について話をする
5.立体派と表現主義について話をする
6.写実的な人物画を描く

まず、いつも見ている自分の顔をしっかり観察しましょう。

白紙に大きく顔の輪郭を描きます。

そして、横から、下から、上から見た 目や鼻などを顔の形の中に自由に描きます。

描いた顔の背景に好きな模様とかを自由に描きましょう、
自分らしさをもっと引き出せるとおもいます。

いよいよ色を塗ります。今回は条件があります。あえて、実際の色と違う色、
つめたい色とあたたかい色など補色対比した
色を選んで塗りましょう。

色が足りないと思ったら、色を混ぜて新しい色を作りましょう!

出来上がりました。

顔を色々変えましたけれど、
私はみんなの顔の特徴がしっかり表現されているように
見えます。不思議、面白い、凄い!!!

ちょっと休憩♥
錯覚カードを作りました。一枚の紙を半分に折って
半分は懐中電灯の上の部分、
半分は下の部分だけどひっくり返した下の部分を描きます。
そして、出来上がった絵を人に見せる時にテクニックが必要です。
魔術師のように半分を5秒ぐらいみせて、素早くまたの半分を見せます。
うん?と思われた成功ですよ~(笑)

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