今回の参加者は5人!
どんなものがたりを作ってくれるかな??
まずは鳥獣戯画などの本を見ながら巻物や絵巻物のはなしを聞きます。
ページをめくらずにものがたりを描くってどうするんだろう!
ページをめくるかわりに場面ごとにそれぞれの巻物がある絵巻物もあれば、
横に長い絵というだけでなく、横に流れて場面が換わっていく(話が進んでいく)絵巻物もあります。
また、スタートとゴールを決めて、地図や道の上を登場人物が
進んでいくような ものがたりも作ることができそうです。
見本を見ながら、ものがたりを考えます。
鳥獣戯画にならって、あえて白黒仕上げ。
景色の中でおはなしが進む絵巻物。
家族でお菓子のお城に行った日のことをものがたりにしています。
よく思い出して~~!
アイデアが溢れて止まりません!!電車の旅のものがたりを製作中。
時間の表現に巻物ならではの工夫が!
下描きが終わったら、墨汁と筆で描いていきます。
細い線と太い線、一本の筆でも色々な太さが作れますよ。
釣り人の様子を海からの視点でものがたりにしています。
絵が完成したら、台紙に貼り、紙の筒と板で巻物のかたちに仕上げます。
お話が収まりません。2巻も作らないと・・・。
丁寧に、慎重に仕上げていきます。
紙の筒がむき出しだと味気が無いので、好きな色のガムテープを張りました。
(このガムテープ、なかなか綺麗な色で色の種類も豊富。ホームセンターにありました!!)
紙の筒を台紙の端に巻きつけてボンドで着けます。
このとき真っ直ぐつけないと上手く巻けません!慎重に!
撒き終わりに紙の板を挟んでボンドでとめます。
思い出を楽しそ~うに話しながら描いてくれました。
おかしとクッキーとドレスな一日だったそうです!!ステキ!
のこぎりタイム。硬い紙の筒ものこぎりで切れます。
巻物を留める紐も測って切ってつけます。
このように、巻き取りながら読むと、ものがたりが横に流れて進んでいきます。
おー!魚釣れた~!
焼いた~!
仕上げ♪
完成!!
絵だけで読む、流れるものがたり。
本と巻物のように、「ものがたりを伝える」ということは同じでも、
形がちがうだけでこのように違う表現ができるんだね。
みんなよくできました!
次回は2ヶ月連続で立体作品を作ります!
テーマは「頭のかたちってどんなだ?!」
粘土で頭を作るよ!!
「よく見てつくる」って、最近のテーマでやっていなかったので楽しみです。
新しい発見がたくさんある作品になること間違いなし!