からだがうごく!アニメを作ろう

夏休みまっさかりの日曜日です。 今日は5人のキッズアーティストが集まってくれました。
今日は、自分のすがたの写真や、雑誌の切りぬき、自分で描いた絵などをつかって、

体をうごかすアニメを作ります!
アニメーションは絵がうごくものですが、
人間の絵をうまく動かすには、どんなくふうをするとうまくいくのでしょうか?

人間の体は、動きかたがあるていど決まっています。
たとえば、タコのように全身ぐにゃぐにゃに動くことができる人はいません…。
それはなぜでしょうか?
人間には、骨(ほね)とそれをつなげている関節(かんせつ)があるので、
骨のつなぎ目の関節のところだけ、まがるようになっています。

アニメでも同じように、関節のところで動くようにして、パーツをわけて形をつくれば、
いろいろな人間らしい動きをつくることができます。(ギターをひく、ドラムをたたくなど…)

ビデオを見てみたところで、さっそく今日のせいさくをはじめます。
まずは、自分のぜんしんの写真をとっていきます。

写真をプリントしているあいだに、アニメの中の自分がどんな姿になってみたいか、
アイデアを書いてみます。どんなアイデアになったかは、完成した作品を見てのお楽しみです。

写真のプリントが終わったら、それを、関節のあるところを見つけて、
はさみで切っていきます。
自分の写真を切るのはちょっとこわいですが、
おもいきってやってみましょう…!

自分のからだの写真以外のものを使うのもOKです。
新しく羽やしっぽをつけたり、手足をメカにしてみたり…。

アニメにしたい自分の体ができたら、いよいよ撮影(さつえい)です。
デジカメをつかって、体をうごかしながら、一枚ずつ写真をとっていきます。

写真をとって、確認(かくにん)して、また写真をとって…
とくりかえして、全部で16まい撮ったところで、今回は完成です!
自分の写真から作った体がうごくアニメは、どんなものになったでしょうか?


体がうごく!アニメを作ろう – わかめになって平泳ぎ
足がわかめになって、海で泳いでいるアニメです。すずしげで気持ちよさそうですね。
じっさいに平泳ぎしているときの体のうごきかたを確認しながらとりました!


体がうごく!アニメを作ろう – 空をとんで着地
羽がはえて、そらがとべるようになった自分をアニメにしました。
自由にとびまわって、さいごはカタツムリや花も登場。たのしい世界ができました。


体がうごく!アニメを作ろう – 空飛ぶロボット
自分の足がロケットになって、飛びまわります。しかも、前向きになったり、後ろ向きになったり、
体のしせいや向きも自由自在です!


体がうごく!アニメを作ろう – ガイコツとたたかう
メカになった自分と、ガイコツの戦っているようすがアニメになっています。
いろいろな素材を使っていて面白いですね!


体がうごく!アニメを作ろう – 恐竜に変身
こちらの作品は、じぶんの顔が変わったうえに、火も吐けるようになっています。
アニメだからできる変身シーンが印象的ですね。


こんな風に、皆自分ならではイメージのアニメができました。
今日やった方法を使えば、絵や立体でもうごく体を作ることができます。
ぜひ自分でもまたやってみてくださいね。

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