今回のテーマは「かたちのしくみを見つけよう」です。
骨があって筋肉があって、皮で包まれて鳥や人間や動物の体はできています。
それと同じ?似ている?ように、
つくりたいかたちにも骨と肉と表面が必要なんだよね。
作るのは翼を広げた鳥です。天井から吊って展示します。
まずはイメージを描きます。
本物の鳥がいないので、今回は図鑑を用意しました。
骨格も載っていて大人も勉強になる・・・
小鳥なのか、大型の鳥なのか、色はどうなているのか、考えながら描きました。
早速、針金で骨組みを作ります。
胴体の大きさはどれくらいにしようかね~。
おおまかな手順。でも、作品によって順番は変わってきます。
ペンチの使い方も最初はたどたどしい・・・でもどんどん上手くなる!
サイズ感を確かめながら・・・
どんな鳥になるのかな?
針金を格子状に組みます。連結部分は柔らかい針金でしっかり固定します。
「海賊のお墓って十字になってるでしょ。
あれもこうやって十字に重なった部分をタスキがけにしばってるんだよ。」
というと、一気に理解してくれました。
徐々に自分でできるようになります。
少し大きめの鳥に挑戦!
内側から針金を留めると、とげとげがかくれてくれます。
鳥の感じがみえてきました。
くちばしの形も鳥によって全然違います。
今回は図鑑を見ながらだったけど、今度は本物を見てみてね。
あ、立った!(写真では見にくいですが・・・)
あまりにも簡単に立ったので、すごいことなのかどうなのか分かりませんね。
骨組み完成。
ここにラップを巻き、表面を覆うと、少し柔らかい肉付き感も出てきます。
モデル立ち?
前から見たところ。
色紙などを巻き込めば色もつけられます。
早く飛びそうなかたちですね。
羽が丸くてかわいらしいフォルム。
色のイメージをしながらラップを巻きます。
あっというまに様子が変わっていきます。
完成。
丁度舞い降りたところでしょうか。
お腹部分が黄色いですね!そう!うぐいすです!
展示はこのように浮かせて展示します。
12月の展覧会では、急降下していることがわかるように展示しましょう!
光の当て方で、透ける感じも出せるといいですね!
テーマは少し難しかったけれど、骨組みについては分かってもらえたかな?と思います。
もし、改良したいところがあったら、家でも作ってみてください。
夏休みの宿題はもう終わったかな?
fifoで使った素材や道具の経験をいかして、工作の宿題では力作を作ってくれるといいな。