名作にたずねよ!-レジェ①

レジェはフランスの作家として、
20世紀前半に活動したピカソ、ブラックらと共にキュビスム(立体派)の作品を多く制作し、
第一次世界大戦やアメリカ滞在の経験によって、
グラフィックで明快な色を使う独自のスタイルを生み出しました。
今回はレジェの「五人の道化のいるコンポジション」を模写します。
まず構図を研究します。
色んな形が絡み合って第一印象はかなり複雑にみえます。
しかし、よく観察をすると、そこにはストーリーが見えてきます。
タイトルに描いているように車の構図をピエロたちと一緒にユーモラスに表現されています。
さあ、とりあえず鉛筆で描きましょう。間違えたら消せばいいですから(笑)

一つの形を間違えると全体的にバランスが崩れますので
デッサンのテクニックが必要になります。中心から幅を図ったり、配置による顔の大きさなど。。。

今回は徹底的に下描きをすることにしました。
まるで塗り絵のような感じですが、絵は正直に答えてくれます。
(適当に描いたところは塗りにくくなるんだよ~)

次回の課題になりますが、きれいに塗ることを学びます。
ペンキを塗るとき、一回だけでは筆の跡が残ったり、意外ときれいに塗れないですね。
2,3回繰り返すときれいに塗れますが、それは絵の具の特徴を把握しなければなりません。
今回はアクリル絵の具を使ってますので、乾燥が早いです。水の入れ具合も関係します。

集中力と戦いました。(笑)
こどもアーティストたちのそれぞれの特徴はみえるけれど、
2時間でここまで描くことはとても大変です。
来週は本格的に色を塗ります。
とてもとてもたのしみです。

みんな、お疲れ様でした♥

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