fifoキッズの雰囲気にもすっかり慣れたこどもたち。
「今日はなにするの~?」
説明開始。
机に用意した色々な種類の紙、毛糸、葉っぱなどをのりで貼り付けて版をつくります。
専門用語で、この版画の作り方を「コラグラフ」といいます。
紙を版の裏からはるか、表側に貼るかで、立体感が出るのがポイント。
まずは、刷りの実験用に小さめの版をつくります。
糸の貼り付け方がちょっとむつかしかったですが、
ボンドを糸を貼るラインにつjけてその上に糸を乗せるとしっかりくっつきました。
今回は作り出しがスムーズにいくように、いくつか題材を用意してみました。
「鳥、魚、かたつむりのおうち」などです。図鑑や写真、絵本など、参考になる資料も持ち寄りました。
版ができたら表面に「うすく」「まんべんなく」ニスを塗ります。
実験用の版たち。でもクオリティー高っ!
実験用の版ができたら本制作にとりかかります。
本制作に取り組んでいる間に、実験用の版のニスが乾きます。
むむっ!用意した紙よりずいぶん大きな版だな~。どうしよう。
続々と本制作の版も完成しました。
カラー作品にする時は、筆ですばやく色を乗せ刷ります。
(すばやく、というのがむずかしく、他の色を乗せている間に、先に乗せたインクが乾いてきてしまいました)
一色刷りの場合は、ローラーでインクを均一にすばやく乗せることができるので、
きれいに刷ることができたようにおもいます。
やっぱり、昔から変わらない技法には理由があるんですね。
版を剥がすとき。ドキドキ。
色違いの作品がいくつも試せるのも版画の面白いところですね!
木の幹の部分の素材、いいのを見つけましたね~!
版に使う画用紙の色は刷った時には(インクのいろになるので)反映されないとか、
反転するから文字は気をつけなくちゃ!とか
一色刷りでも迫力ある作品ができることなど
終了時間間際で色々なコツを掴んだこどもたち。
「もう一回刷りたい!」の声が続々挙がりました。
私ももういちどしたいなー。