人体の美しさを知ることで西洋の芸術家たちは
宗教と自然を調和する芸術を沢山生みました。
当たり前だと思うすべてのものにはそれぞれの個性があり、価値があります。
その中の一つである女性の体の輪郭には線の美学があります。
言葉で説明するより、私たちの感覚で試してみましょう。
トルソーを見ながら描いてみましょう。
紙いっぱいに形を描きます。
そして、鉛筆で明暗を入れます。
光が当たって一番明るいところと一番暗いところを意識しながら
色を塗ります。
鉛筆の持ち方で広い面積を楽に塗ることもできるし、
濃いところと薄いところの色分けが出来ます。
これは練習が必要です、はじめてなので、思うようにならないのは当然ですよ。
足と腕と顔が無いけれど、全体の姿を想像してみましょう。
右足に重心を持って立っているようで足の太さと筋肉が両方違いますね。
完成しました。
初めてですが、特徴をしっかりとらえたと思います。
そして、名作にたずねよの本番!(笑)
今回はピカソとモディリアーニの絵です。
先ほど描いたトルソーを参考にして描いてみましょう。
色で明暗を表現するので、ちょっとわかりやすくなったと思います。
全部同じ色に見えるかも知れませんが、彩度と明度がしっかり表現されて
います。観察大事!
モディリアーニの作品は背景も面白いですね。
今回は2時間半の時間にとても集中し、2枚の絵を完成しました。
素敵な作品には歴史と環境そして、絵を描く作家の感性が
たっぷり感じられます。私たちも少しずつ、これから実感していきましょう。
楽しいですよ~( ´∀` )
今日は本当にお疲れ様です♥